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ライトノベル・物語シリーズ『化物語』の魅力とは?

ライトノベル物語シリーズ化物語』の魅力とは?

化物語』は、西尾維新によるライトノベル「物語」シリーズの第1作目の作品です。高校生の阿良々木暦が「怪異(かいい)」に関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語です。

このシリーズは、自由度が高く、シリアスとコメディのバランスが絶妙です。登場人物たちの漫才のような掛け合いがあります。また、会話劇主体で展開されるので、テンポがよく惹きこまれます。

化物語』には、多くの魅力的な登場人物がいます。主人公は、直江津高校3年生の阿良々木暦です。彼は「怪異(かいい)」に関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していきます。

その中でも、本作全体のメインヒロインである戦場ヶ原ひたぎは、暦と同じクラスで友達がおらず、体育の時間にはいつも休んでいます。彼女は元々資産家の令嬢でしたが、母親が新興宗教にハマり散財した挙句に家出し、現在は安アパート暮らしの父子家庭です。彼女は相当の毒舌家で、自他共に認めるツンデレです。

また、本作全体のサブヒロインである羽川翼も重要な登場人物です。彼女は暦やひたぎのクラスの委員長で、成績優秀(学年トップ)、品行方正で絵に描いたような優等生です。暦にとって『大切な恩人』であり『たった一人の友人』です。

他にも、多くの魅力的な登場人物がいます。

例えば、怪異・妖怪変化の類の専門家である忍野メメは、金髪に金色の顎髭、右耳の逆十字のイヤリング、薄汚いアロハに便所サンダルといったいでたちが特徴です。

また、阿良々木暦と怪異に纏わる6人の少女たち(ひたぎ、真宵、駿河、撫子、翼、忍)が登場します。さらに、2人の妹(火憐、月火)も登場します。

これらの登場人物たちは、それぞれ独自の個性と魅力を持っており、物語をより深く楽しむことができます。

八九寺真宵は、『化物語』の登場人物で、小学生です。彼女は「蝸牛(かたつむり)」に迷った少女で、機械に弱く、人見知りです。言葉遣いは丁寧ですが、礼儀正しい性格という訳ではなくかなり慇懃無礼です。慣用句の単語をよく言い間違えます。

彼女は、ある母の日に公園で暦と出会います。正体は幽霊で、正確には地縛霊です。かつて生き別れた母親に会うため街を迷っていた時、事故で死亡したが未練が残っているらしい。幽霊ではあるが、体が物体を通り抜けず、普通に触れる事も出来る。

彼女は阿良々木暦との掛け合いでは毎回センスある切返しを見せ、暦としては話していて一番面白い相手らしいです。毎回主人公の阿良々木の名前を噛みそれに阿良々木がツッコみを入れる定番のやり取りがあります。

 

化物語』は、高校生の阿良々木暦が「怪異」に関わった少女たちと出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語であり、登場人物たちの人間性が魅力的に描かれていること、シリアスとコメディのバランスが絶妙であることなどが挙げられます。ライトノベル好きの人は是非ご一読ください。